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ちょっと息抜き、経済や税金・会計がテーマの映画

家の大画面モニターで映画を見ている写真
たまには仕事を忘れて、映画でもいかがでしょうか?


毎日、決算書や会計データ、申告書に向き合っている税理士事務所の所長やスタッフの皆さん。いつもお疲れ様です。ただ、張り詰めるだけでなく、時にはリラックスしてプライベートを充実させていただきたいものです。税理士の趣味というとゴルフなどが代表的ですが、仕事が忙しくてなかなか趣味に時間を取ることができないよ、という人も。そんなときは映画でもいかがでしょうか?経済や税金・会計がテーマの映画なら、お客様との会話のネタにもなって、一石二鳥!?かもしれません。

そこで今回は、税金や経済などをテーマにした映画をいくつかご紹介したいと思います。



ザ・コンサルタント


ハリウッド制作、ベンアフレック主演のこの映画。実はこの映画の元のタイトルは『The Accountant』、つまり会計士です。しかしAccountantという言葉が一般になじみがないのと、会計士だと映画のイメージから外れるからか、なぜかコンサルタントになってしまっています。

田舎で会計士を営む主人公は、ある日大企業から財務調査依頼が舞い込みます。優秀すぎる彼はすぐに重大な不正を発見しますが、依頼を一方的に切られてしまいます。それから彼は、何者からか命を狙われることに。しかし彼は、世界中の危険人物の裏帳簿を預かる裏社会の掃除屋というもう一つの顔を持っていました。そこから主人公は、大企業、政府やマフィアといった巨大な敵に戦いを挑むことになります。


とまあ、主人公が会計士という異色作ではありながら、基本的にはハリウッドだな~、というある種の安心感のある痛快なアクション映画。主人公は自閉症であり、同時に天才的な頭脳を持っており、小さいころに父親から戦闘技術を叩き込まれていて、という盛に持った設定。ただ、スピード感あるストーリー展開で、基本的にはあまり頭を使わずに楽しめる。最後はしっかり伏線も回収してくれているのも良かったですね。

ちなみに自分がこの映画を見終わった感想は「殺し屋や武器商人も会計士が必要なんだな~」と印象に残った作品でした。



殿、利息でござる


一転してこちらは2016年の邦画作品。しかも舞台は江戸時代の仙台藩。

主人公は造り酒屋の穀田屋十三郎という実在の人物で、阿部サダヲが演じています。江戸中期、仙台藩は資金不足に陥っており、百姓や町人に重税を課し、その結果合破産や夜逃げが相次いでいました。そこで主人公は知恵物の友人から、町のために秘策を打ち明けられます。それは藩に大金を貸し付け、利息を巻き上げてそれで宿場町を再生する、という計画でした。これを実現するために、町の人々は必死になって占領もの資金集めに奔走することになります。

タイトルや冒頭部分だけ見るとコメディかと思うのですが、話が進むにつれ徐々にシリアスなシーンが増えてきます。江戸時代という現代とは比べ物にならない格差社会の中、金融知識で藩のお偉いさんを遣り込めていく姿は痛快でもあり、最後にはジーンと繰るシーンも。これが実話ということで、話に説得力があり、現代の状況とつい比べてしまう一本でした。



君たちはまだ長いトンネルの中


映画の知名度はそこまで高くはないが、なんと消費税をテーマにした珍しい作品。

女子高生たちが日本の未来を問う社会は青春ストーリー(公式HPより)という、なんとも堅そうな映画ですが、しっかりエンタメしているので、肩ひじ張らず観ることができます。

高校3年生の主人公は元財務相の官僚だった父の影響で、独自のイデオロギーを持っていました。主人公はクラスメイトとともに、自分たちの力で少しでも街を明るくしようと、衰退しつつある商店街を盛り上げるべく立ち上がります。そうした中、地元の若手新聞記者やタレント議員と知り合いになっていき「総理大臣に合いたい」と直談判。そこから大きな波紋が広がっていく、という話です。

原作はネットで話題となった『こんなに危ない、消費増税』という本。そのためかなり思想的な偏りを感じるシーンは多い。ただ、若い人に経済や税金、といった重いテーマを知ってもらうきっかけにはなるかな~といったところでしょうか。デフレやパンデミックといった、数年前まで日本が直面していた危機的状況を舞台にしているだけに、より話を身近に感じることができました。



ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密


経済的な実話を映画化したものの中で、もっともお勧めと言えばこれ。

世界最大のハンバーガーチェーン、マクドナルド。その誕生秘話が描かれています。アメリカの片田舎でわずか数店舗だったマクドナルド。その味に感動したシェイクを作るマシンの営業だった主人公が、生産システムやフランチャイズ化により、瞬く間に巨大帝国を作り上げていくことになります。映画では、本来の創始者である兄弟からアイデアと名前を奪った経緯が描かれるため、主人公のえげつなさがしっかり描かれています。実話だけに単なる勧善懲悪ではなく、主人公は報いを受けたとは言えません。ただ、主人公は成功をおさめたものの、いつの間にか自分の理想とは違った道を進むことになった姿は、いろいろと考えさせられますね。

ビジネスモデルの作り方など、企業を目指す人にとっては参考になるところも多いです。そのためベンチャー企業やスタートアップ企業を多くお客様に持つ事務所のスタッフなどは、一度見てみると良いかもしれません。



今回は4本の映画を紹介しましたが、海外だと税金をテーマにしたものや、経済をテーマにしたもの、企業ものの映画が非常に多くあります。一方、邦画では数も質も劣っているのが現状です。

確かに税金や経済、金融などは重いテーマになりがちなので、エンタメである映画などとは相性が良くないのかもしれません。しかし洋画などではそれをしっかり両立させている良作があります。

今回紹介したものは、実話がベースになっているものもありますが、基本的には軽い気持ちで楽しめる作品ばかり。

興味を持っていただけましたら、ネット配信されているものもありますので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。



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